県では、学識経験者等からなる「地震被害想定調査委員会」の助言を得ながら、「地震被害想定調査」を実施しています(調査期間:平成24年4月~平成25年6月)。
このたび、その成果の一部として、市町村が「津波ハザードマップ」の見直し等をするために必要なデータ(津波浸水域、津波高等)を取りまとめましたので、その内容についてお知らせいたします。
◎ 注 意
津波関連データを御覧いただくに当たって、次の点にご留意下さい。
今回の想定地震について |
・掲載したデータは、仮に想定地震により津波が発生した場合、どの程度の浸水域や浸水深、津波高等となるかを示したものです。 ・秋田県沖で歴史上確認された最大の地震は、「日本海中部地震」(M7.7)ですが、東日本大震災が「連動地震」であったことを踏まえ、最大クラスの津波を想定するために、日本海を震源とする「連動地震」を設定しています。 ・津波に対しては、避難場所、避難路の確認や、避難訓練への参加など、地道な対策が極めて重要です。 ・今後取りまとめる「地震被害想定調査」の結果を踏まえて、地域防災計画の全面的な見直しの中で、市町村と連携・協力し、様々な対策を幅広く検討してまいります。 |
県が作成したデータの位置付けについて |
・県が作成したデータは、市町村が「津波ハザードマップ」作成に必要な、津波浸水域等の「基礎データ」です。 ・市町村では、この「基礎データ」に加え、「地域の詳細が分かる地図データ」、「避難所情報」等を合わせて、「津波ハザードマップ」の見直し、作成を行います。 ・したがいまして、地域の詳細な浸水状況は、今後、市町村が見直し、作成する「津波ハザードマップ」によりご確認下さい。 (今回の資料にある図面は、浸水域等のイメージを把握していただくための、大まかなものです。) |
【資料概要】
資料番号 | 内容 |
資料1 (全3ページ) |
・「地震被害想定調査」に係る津波関連データの提供について 概要 : 趣旨、想定地震の概要、留意事項、用語解説等 |
資料2 ※ダウンロードファイルは、1ページ毎に分かれています。 |
沿岸市町における最大津波高と津波到達時間(1ページ) 概要 : 県沿岸部10地点における津波高、津波到達時間 ・最大浸水深分布図(2~6ページ) 概要 : 海域A、海域B、海域A+B、海域B+C、海域A+B+C 計5パターン ・津波浸水開始時刻図(7~9ページ) 概要 : 海域A+B、海域B+C、海域A+B+C 計3パターン |
資料3 ※ダウンロードファイルは、1ページ毎に分かれています。 |
・海域A+B+Cについての詳細図 概要 : 秋田県全域及び沿岸部各市町村について、各ページに分けて表示 |
参考資料 (全12ページ※表紙を含む) |
秋田県地震被害想定調査業務委託「津波浸水シミュレーション」参考資料 概要 : 津波浸水シミュレーションの手法や断層モデルの概要 |