防災お役立ち情報

住宅用火災警報器について

住宅用火災警報器の設置は義務です

消防法及び火災予防条例で全ての住宅に設置が義務付けられている住宅用火災警報器は、住宅火災からの逃げ遅れを防ぐため必ず設置しましょう。

警報機1

住宅火災による死者数は、住宅用火災警報器の設置義務化以降、減少傾向にありますが、年間1,000人近くの方が犠牲になっています。
なかでも、夜間の就寝時間帯の住宅火災では死者が発生する割合が高くなっており、逃げ遅れを防ぐためには住宅用火災警報器の設置が有効です。

住宅用火災警報器の奏功事例

秋田県内の消防本部から報告があった事例の一部です

2階に就寝中、住宅用火災警報器の警報音で目を覚ました。熱気及び煙により階段からの避難は危険であると判断し、2階窓から飛び降りて屋外へ避難した。また1階で就寝中の家族も寝室の窓から屋外に避難した。住宅は全焼、住人2名は軽傷だった。
2階の寝室で寝ていた家人が階段に設置されている住宅用火災警報器の鳴動に気付き、廊下に出たところ住宅内に煙が立ちこめているのを発見。確認したところ屋外の軒下に置いていた集積物が燃えていたため、すぐに家族を起こし、119番通報をした。消火器と水道による初期消火に成功した。

警報機2

設置後は警報音を確認する作動確認や汚れ・ほこりを取るなどのお手入れを定期的に行い、適正な維持管理をしましょう。

 

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