大規模災害が発生した場合には、電気、水道、ガス等が当面の間使えなくなる恐れがあります。また、道路の損壊などによって物流が途絶え、コンビニやスーパーなどで物不足が続くことも考えられます。
物資の支援が届くまでの間を自力で生活するために、各家庭でも食料や生活必需品などを日頃から備えておくことが大切です。
大規模災害発生後、災害の危険が収まり、自宅で安全に住める場合は、避難所ではなく、自宅で当面の間生活することも考えられます。
食料品や生活必需品は3日分を最低限の目安として、できれば1週間程度を目標に備蓄しておきましょう。
「ローリングストック(回転備蓄)法」について
災害用の保存食など普段使わない特別な物を用意することだけが備蓄ではありません。普段使っている食料や生活用品などを少し多めに購入しておき、古いものから順に消費し、使ったら補充するという方法であれば、簡単に備蓄ができます。
備蓄で必要な物は家族構成や家族状況によって異なりますので、前もって各家庭で必要な物を検討しておきましょう。
非常用持ち出し袋は、災害の危険が迫っており避難する際に自宅から緊急的に持ち出すものです。
地震発生により建物の倒壊の恐れがある場合など、いざというときには、ただちに避難しなければならないことがあります。
こんなときのために、日頃から、非常用持ち出し袋を準備しておくことが大切です。