秋田県内において、令和6年5月10日から「耳で聴くハザードマップ」をUni-Voice Blind(ユニボイス ブラインド)アプリで利用することができるようになりました。
視覚障がいのあるかたを含めた全てのかたが、音声読み上げアプリ「Uni-Voice Blind(ユニボイス ブラインド)」を使って、耳で聴くハザードマップを利用することができます。
GPS機能を利用し、現在地の気象情報や災害リスク情報などを音声で聴くことにより、県民等の円滑な避難行動に資することを目的としています。
ユニボイス ブラインドアプリは、視覚障がいのあるかた向けに開発された、音声コード「Uni-Voice」を読み取るアプリです。
耳で聴くハザードマップを利用し、音声で読み上げるためには、このアプリを使用する必要があります。アプリはiPhoneならびにAndroid各アプリストアより無料でインストール・利用することができます。
(利用に伴うダウンロードやご利用時にかかるパケット通信料は使用者のご負担となります)
耳で聴くハザードマップの機能
耳で聴くハザードマップ(ユニボイス ブラインドアプリ)の使い方、利用規約は以下のリンクをご覧ください。アプリの利用に際しては、スマートフォンの位置情報から現在地情報を取得するため、位置情報を「ON」にしてご使用ください。
(1)現在地情報の取得
現在地情報を示すアイコンを選択し、現在地情報(現在地の住所、気象情報、天気予報など)をGPS機能により取得し、音声で読み上げます。
(2)災害リスク情報等の音声読み上げ
現在地の情報のページ内のハザードマップを選択すると、その地点周辺の洪水、土砂災害、高潮、津波に関する災害リスクに関する情報(浸水の深さ、土砂災害の危険の恐れなど)を音声で案内します。
(3)周辺の避難場所へのナビゲーション
現在地から最寄り・周辺の避難場所へのナビゲーションをすることが可能です。避難場所への避難に際しては、秋田県内の市町村から発令される避難情報等をご確認ください。
Q 耳で聴くハザードマップの音声読み上げデータは、どこからの情報を基にしているのでしょうか。
A 耳で聴くハザードマップは、国土交通省 国土地理院の「重ねるハザードマップ(外部リンク)」及び「地理院タイル(外部リンク)」のオープンデータを利用しています。
Q 現在地情報の画面の気象情報や天気予報は、どこからの情報を基にしているのでしょうか。
A 気象庁ホームページで公開されている気象警報・注意報、天気予報のデータを利用しています。
Q 耳で聴く情報やデータをどの程度信頼していいのでしょうか。
A 耳で聴くハザードマップは、必ずしも避難に必要な情報が網羅され、最新の状態でない場合などがあるため、以下点について留意ください。
(1)天気予報の情報は気象庁提供の予報値であり、その内容の正確性を保証するものではありません。
(2)現在地検索、住所検索の機能には誤差があり、正確な情報が表示されない場合があります。
(3)災害発生時には、状況が刻々と変化する可能性があります。避難行動をとる際には、周りの方の助けを借りて、最新情報や市町村のハザードマップなどを確認してください。
(4)指定緊急避難場所は、災害種別毎に指定している点にご注意ください。
(5)本アプリによるテキストの読み上げは、音声合成ソフトによるものであるため、発音やイントネーションに聞き取りにくい場合や誤りがある場合があります。
※これらのデータの編集・加工により、視覚障がい者の方などに有益となるよう、十分配慮して情報提供しているものですが、アプリ使用に際しては、利用規約等をよくご確認ください。